2013年8月25日日曜日

【小技】IPアドレスを変更する方法【不正アクセス対策】


諸経費等は一切かかりません。簡単に言えば、モデム、ルーターを再起動するだけです。

まず、IPアドレスとはご存知の方も多いと思いますが、軽く説明しておきます。

◇IPアドレスとは

 IPアドレスとはよくたとえられるのが、「ネット上での住所」です。ネットにつながっている機器すべてに割り当てられます。
 余談ですが警察はネット犯罪などが起きた場合、現場に残されたIPアドレスをたどって、「そのときそのアドレスを使用していたのは誰か」 をたどり犯人を捜します。
 このIPアドレスには二種類あり、一つ目は、グローバルIPアドレス。これは1世帯にひとつという形でプロバイダと契約時に、1回線にこのIPアドレスが1つ付与されます。(自分のIPアドレスはこちらから確認できます。)
 もうひとつは、家庭や企業などのLAN内専用のプライベートIPアドレス。これはルーター毎に192.168.XXX.XXXという形です。スマホやPCなどの機器ごとに192.168.1.1、192.168.1.2といった感じでルーターがこのアクセスはPCから。などと区別するために割り当てられます。
 PC(192.168.1.2とする)でYahooを開こうと思うと、 まずルーターに192.168.1.2のPCがYahooを開きたい。と要望を送信します。するとルーターはグローバルIPでサーバーにYahooを開きたいと送信して、グローバルIP宛に返ってきた返事を、ルーターが192.168.1.2へ送信、PCで表示されるというわけです。

今回は、そのグローバルIPアドレスを変更する方法を書きたいと思います。
 
 これを変更することによって、セキュリティが向上する他、その過程の行動でネットワークが安定することもあります。(ネットワークが不安定になる場合は下記のことをされると大概解決します。)
また、裏技的なことに、「1IPアドレスにつき1登録まで」といったサイトでも、これを変更することにより再登録、再アクセスが可能です。

詳しい手順などは続きからどうぞ。

◇グローバルIPアドレスを変更する方法(ルーターの再起動)

   1.変更前のIPアドレスをこちらより確認しておいてください。
  これをしないとIPアドレスが変わったかが確認できません。
 
   2.ご使用のモデム、ルーターを探します。
 LANケーブルをさす場所があり、黄色ランプが点滅、点灯しているようなものです。
大きさは薄っぺらいお弁当箱サイズ、ケーブルが何本かささっていて、アンテナ付きのものもあります。色は白か黒のものが多いです。ネット契約時にプロバイダから配布される場合もあります。 
最近のルーター。有名なメーカーはcorega、BUFFALO、NEC(AirStation)、IODATAです。

   3.電源のコードを探します。
 色や太さが他と違ったり、POWERのところにささっていたりします。片方がコンセントにささっているやつです。

   4.電源のコードを抜きます。(抜いている間は家のネットが全て使えなくなります。) 
    

   .その状態で10秒ほど(10秒以上でもOK)キープしてください。
  これによりルーターの電源が完全に落ちます。
   
   6.再度電源を入れてください。(ルーターの再起動完了)
  ルーターのランプが光ればOKです。1分程度で、ネットが使えるようになります。
   →IPアドレスが変わっているはずです。こちらから再度確認してください。


ネットワークが不安定になった際に、何らかの攻撃をセキュリティソフトが報告してきた際に、この方法は有効です。